杉江松恋不善閑居 芥川・直木賞前週。いちばん書きたい原稿がまだ書けてない。

某月某日 土曜日は午前中にイレギュラーの書評原稿を1本送った。また、マライさんとの対談原稿を仕上げて編集のアライユキコさんに託す。この原稿料によって1月末までに稼がなければならない金額への進捗率は51.87%に達した。15日を待たずに折り返しになったのでいい感じである。そこまではよかったのだが、最も急ぎの原稿がなかなか進まない。苦吟している間に日付が変...

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杉江松恋不善閑居 新年早々風邪を引いて停滞気味

杉江松恋不善閑居 新年早々風邪を引いて停滞気味

某月某日 元日と2日は年始挨拶で都内を動き回っていた。3日は昨年末に負えられなかった文庫解説原稿を仕上げて送付、そこまではよかったのだがだんだん体調が悪くなってしまい、横になった。4日は土曜日だから病院も開いているかと思ったが、電話をしてみたところ休診であることがわかる。やむなく土日は寝て過ごした。6日に朝いちばんでかかりつけ医に行き、抗生物質を処方し...

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杉江松恋不善閑居 書評家・ライターを食える仕事にしたい

杉江松恋不善閑居 書評家・ライターを食える仕事にしたい

某月某日 あけましておめでとうございます。今年もご愛顧をお願い申し上げます。 2025年は最低達成目標が編著1・共著1の単行本出版で、できれば2本は新連載を獲得したいと考えています。それぞれ努力目標あり。がんばります。 以前から言っているように、毎日の勤務評定として、何もできなかった日は-1.0、原稿を1本送れば+0.5、自分のために営業を...

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杉江松恋不善閑居 2冊単著が出せた棚から牡丹餅の2024年。

杉江松恋不善閑居 2冊単著が出せた棚から牡丹餅の2024年。

某月某日 備忘のための日記はこれでおしまい。 今週の月曜日、すなわち昨日は一日籠りきりで、トイレの掃除などに没頭していた。仕事読書もし、ちょっと原稿を書いては止めもし、とつまりは平常運転である。 明けて火曜日、つまり本日になってもあまり状況は変わらずに掃除をしたり、中途半端に仕事をしたりしている。というのも、家の中でちょっとした出来事があっ...

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杉江松恋不善閑居 東武古書の市&宇都宮・igno….book plus

杉江松恋不善閑居 東武古書の市&宇都宮・igno….book plus

某月某日 備忘のための日記続き。 今週の日曜日、年内最後の日曜日に思い立って宇都宮まで行った。 なぜ宇都宮なのかと言えば、年末年始に東武百貨店で東武古書の市&中古レコード販売会が行われるからだ。本当はクリスマスの25日からだったのだが、諸般の事情で家から出られなかったので四日遅れとなった。 出発が遅れてしまったので、もったいないと思っ...

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杉江松恋不善閑居 「極付演芸大忠臣蔵2024」と清澄白河・しまぶっく&千束・カストリ書房

杉江松恋不善閑居 「極付演芸大忠臣蔵2024」と清澄白河・しまぶっく&千束・カストリ書房

某月某日 備忘のための日記続き。 先週土曜日は有限会社宮岡博英事務所主催の年末恒例、「極付演芸大忠臣蔵2024」であった。最初はお江戸日本橋亭での開催だったのだが、改築のため使えなくなってしまったので今年は深川江戸資料館小劇場になっている。 ちょっと遅れてしまったので、せっかくだから、と近所のしまぶっくに立ち寄ってから会場入りした。アート系...

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杉江松恋不善閑居 巣ごもりのクリスマス週間

杉江松恋不善閑居 巣ごもりのクリスマス週間

某月某日 備忘のための日記の続き。 今週の火曜日はいわゆるクリスマス・イヴだった。これまた記憶がないのだが、せっせと原稿を書くなり、仕事読書をするなりしていたのだと思う。 水曜日はクリスマス。インタビュー原稿を仕上げて送っている。世間は賑やかだったが、私は地味に在宅中だった。家族がインフルエンザになって金曜日まで外に出られなかったので、自分...

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杉江松恋不善閑居 「あのとき紹介したかった本2024」

杉江松恋不善閑居 「あのとき紹介したかった本2024」

某月某日 備忘のための日記、さらに。 今週の日曜日は何をしていたのか自分でも定かではないほど記憶が曖昧なのだが、おそらくは仕事読書に明け暮れていたのではないかと思われる。相当追いつめられていたらしく、SNSにも書き込みがなくて自分が何をしていたかよくわからないのである。 その翌日、月曜日は午前中に香月祥宏さんと2024年最後の「これって、S...

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杉江松恋不善閑居 リアルサウンド認定2024年度翻訳ミステリーベスト10選定会議&「文学を語る。日本の話芸」

杉江松恋不善閑居 リアルサウンド認定2024年度翻訳ミステリーベスト10選定会議&「文学を語る。日本の話芸」

某月某日 備忘のための日記、続き。 先週の土曜日は実に慌ただしかった。 まずは午前中から都内のある場所に、川出正樹・酒井貞道両氏に来ていただき、「リアルサウンド認定2024年度翻訳ミステリーベスト10選定会議」の収録である。三人が同時に顔合わせするのはたぶん5年ぶりくらいになる。新型コロナの断絶は長かった。収録が押してしまうとこの後が大変だ...

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杉江松恋不善閑居 四人目のモンブランの処女

杉江松恋不善閑居 四人目のモンブランの処女

某月某日 もう過ぎてしまったのだが、備忘録としてここ数日のことを書き留めておく。 まず日記の止まった先週木曜日から。 この日は大物原稿があり、朝からそれにかかり切りだった。なんとか正午までには終わらせたいと思うものの、最後の最後で行数超で悩まされた。編集者にぎりぎりの文字数を聞いているのだが、その中にどうしても収まらない。焦りに焦っ...

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