杉江松恋不善閑居 旧聞 王子公園・古本屋ワールズエンズガーデン

某月某日 兵庫行の続き。 王子公園駅東側のまちまち書店を訪問し、西側へ取って返す。高架沿いの道を下っていくと、今度は開いていた。 古本屋ワールズエンズガーデンである。 扉を開けて中に入ると、いわゆる古本屋らしさとは違った空間がそこに広がっていた。 まず視界に余裕がある。壁際には人の背丈ほどの高さの書棚が並んでおり、その手前には胸...

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杉江松恋不善閑居 旧聞 王子公園・たびたび書店

杉江松恋不善閑居 旧聞 王子公園・たびたび書店

某月某日 兵庫行の続き。 六甲の口笛文庫を出て、さらに西に向かった。目指す場所は同じ阪急線の王子公園なのだが、今来た急坂をもう一度上るのはけっこう面倒くさい。神戸の人はこれを毎日上り下りしているわけか。足がさぞや丈夫になるだろう。調べてみると、JRのほうへさらに下ったところに停留所があり、王子公園に近いところまでバスで行けるらしい。となれ...

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杉江松恋不善閑居 旧聞 六甲・口笛文庫

杉江松恋不善閑居 旧聞 六甲・口笛文庫

某月某日 10月大阪行の続き。 大阪に頻繁に行くようになって、府内の古本屋はだいぶ回ることができた。大阪市に限って言えば、足を踏み入れていない個人経営の店は一桁だと思う。となれば周辺府県にも行くべきであろうということで、京都府、奈良県の順番に少しずつ未踏の地をつぶしつつある。あとは、そうだな、兵庫県だ。 というわけで心斎橋のホテルで起きた後...

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杉江松恋不善閑居 旧聞 中津・ぷれこぐ堂&森小路・千賀書房

杉江松恋不善閑居 旧聞 中津・ぷれこぐ堂&森小路・千賀書房

某月某日 これも昨年の話で恐縮である。 10月の下旬に心斎橋大学で仕事があって、二泊三日で大阪に向かった。 所用は午後からなので、少しだけ時間がある。新大阪から心斎橋に向かう間のどこかで寄り道ができそうである。となれば立ち寄るべきは地下鉄御堂筋線中津駅近くのぷれこぐ堂だろう。 駅を出て西に向かい、JRの高架をくぐった先にぷれこぐ堂はあ...

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杉江松恋不善閑居 旧聞 今出川・澤田書店

杉江松恋不善閑居 旧聞 今出川・澤田書店

某月某日 関西行の続き。 武庫川~今津~西宮北口をまわった翌日、私は京都にいた。前夜は大阪に泊まっていたので、京阪電車で早朝に発ち、まずは嵐山にやってきたのである。インバウンドの観光客が多いため、早朝ではないと静かな京都というものにはお目にかかれない。ちょうど紅葉の季節ということもあり、嵐山の大悲閣を訪れる気になったのだ。門が開くぎりぎりに着くよ...

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杉江松恋不善閑居 旧聞 西宮北口・2階洞書店

杉江松恋不善閑居 旧聞 西宮北口・2階洞書店

某月某日 兵庫行の続き。 今津にて滋味の深い古書肆・蝸牛にて発掘作業を行い、無事に成果を上げた後のことである。すでに日はとっぷりと暮れ、さすがに冷えてもきた。当夜の泊まりは大阪・西成なので、帰途につかなければならない。そこで駅まで戻り、阪急今津線に乗ったのである。 ここで来た道を辿って阪神本線で帰ればいいのでは、と思った諸氏は正しいが、古本...

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杉江松恋不善閑居 旧聞 今津・蝸牛

杉江松恋不善閑居 旧聞 今津・蝸牛

某月某日 兵庫行の続き。 街の葉を出て、武庫川駅に戻る。そこから阪神本線にまた乗って、今度は今津駅まで。 駅を出て、北東方向に歩いていく。ちょうど阪急今津線と沿う形だ。すでに日は暮れきって暗くなっている。驚いたのが、出くわす居酒屋という居酒屋がすべていい感じで、一度は入ってみたい名店ばかりだったことだ。もちろん外から眺めただけなのだが、長年...

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杉江松恋不善閑居 旧聞 武庫川・街の草

杉江松恋不善閑居 旧聞 武庫川・街の草

某月某日 また古い話題を。昨年11月24日に大阪で天光軒新月と五月一秀の二人会があり、心斎橋の角座まで行ってきた。泊まりの予定だったので、会が終わってからの時間に少し余裕ができた。そこで向かったのが、阪神本線武庫川駅近くにある古本屋、街の草だ。 武庫川駅は川を渡る橋梁の上にある。駅の東に出て、ゆるい坂道をしばらく下っていく。庶民的な中華料理屋など...

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杉江松恋不善閑居 念願の、宇都宮・秀峰堂に入ったこと

杉江松恋不善閑居 念願の、宇都宮・秀峰堂に入ったこと

某月某日 宇都宮日帰り行の話題、続き。 いつも宇都宮に行くときはJRを使う。東武宇都宮駅とは1キロ半ほど離れているので、頻繁に出ているバスを使うか、えっちらおっちら歩いていくのである。 この日は急いでいたので行きはバスを使い、帰りは歩くことにした。そうするとまっすぐJRの駅に向かうのではなくて、大きく南に逸れて寄り道したいところがある。 ...

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杉江松恋不善閑居 第75回東武古書の市

杉江松恋不善閑居 第75回東武古書の市

某月某日 少しだけ古いお話。 2025年12月25日は何の日だろうか。 え、クリスマスですか。間違っているとは言わないが、そんな当たり前の日ではない。 第75回東武古書の市の初日に決まっているのである。 今や絶滅寸前、風前の灯となったデパート古本市の孤塁を守り続けているのが、東武百貨店宇都宮店で行われるこのイベントだ。午...

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