不善閑居 一覧

杉江松恋不善閑居 高円寺「本の長屋」

某月某日 朝いちばんで編集担当の古翠さんから送られてきたデータをあかつき印刷に入稿、もうすっかり平常営業なので、午前中に香月祥宏さんとやっているYouTube番組「これってSF?」の収録を済ませて、家を出た。東京古書会館で「ぐろりや展」、駅前にて「お茶の水ソラシティ古本市」と歩くも特に収穫はなし。さらに移動して高円寺の西部古書会館にて「西部古書展書心会...

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杉江松恋不善閑居 5/3例大祭新刊『お先にどうぞ、博麗霊夢』出ます。

杉江松恋不善閑居 5/3例大祭新刊『お先にどうぞ、博麗霊夢』出ます。

某月某日 今回は告知を。SNSなどで拡散にご協力いただけますと幸いです。 杉江松恋の個人サークル〈腋巫女愛〉は、5月3日に東京ビッグサイトで開催される第21回博麗神社例大祭に参加します。新刊として二次創作小説〈博麗霊夢の日々〉シリーズ第24作『お先にどうぞ、博麗霊夢』を頒布開始します。会場価格は500円。いつもの通り、表紙画は〈赤色バニラ...

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杉江松恋不善閑居 混ぜるな危険

杉江松恋不善閑居 混ぜるな危険

某月某日 ProjectTHDは最終コーナーを回ったようなもので、こうなると書くのが楽しくて仕方なくなる。逆に残り枚数がどのくらいあるかを気にしながら一気に書き上げてしまった。進捗率100%。編集を担当してくださる古翠に終わって手離れした。すぐに切り替えて商業原稿の仕事に戻る。さすがに終わらず、明日は片付くだろうという目途のついたところで本日の業務は終...

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杉江松恋不善閑居 演芸関係の貴重な基礎資料が届いた

杉江松恋不善閑居 演芸関係の貴重な基礎資料が届いた

某月某日 逆流性食道炎の検査を以前してもらっていったん治療で収まったのだが、最近になってまた胃に不快感がある。たぶん手掛けているProjectTHDが進まないことによるストレスの意味合いも大きいと思う。これが片付いたらしばらく健康的な生活をしよう。そうすれば収まるはずである。原稿はいちばん大変なところを書きぬけて現在進捗率89%。なんとか本日中...

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杉江松恋不善閑居 起承転結の承と転がいちばん楽しい

杉江松恋不善閑居 起承転結の承と転がいちばん楽しい

某月某日 朝からがんばってProjectTHDの進捗率を70%まで上げた。ここまで来ると、あとは残りの字数を気にしながら書かなければいけないことを漏らさずに進めるモードに入るので、最終段階は近い。 昨日は書いているうちに、あ、これ入れなくちゃ、入れたほうがおもしろいな、という要素が降ってきて、それをつっこんだら一気に立体化した。最初からか...

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杉江松恋不善閑居 原稿を書き進められなくなったときは

杉江松恋不善閑居 原稿を書き進められなくなったときは

某月某日 前日から書き続けてなんとか手を止めずにそのまま行くことに成功した。途中で何度かわからなくなり、もう続けられないのではないか、と思う瞬間がやってくる。そんなときは、 1)何度か読み返して、自分が書いたことを理解してみる。 2)とにかく新しいことを付け足して、それまで書いたものにつながらないか試す。 3)風呂に入る ...

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杉江松恋不善閑居 チェンジ・オブ・ペースに救われる

杉江松恋不善閑居 チェンジ・オブ・ペースに救われる

某月某日 相変わらずProjectTHDに取り組んでいるのだが、手が止まってしまい、24時間ぐらい机の前でうんうん唸っていた。 これには原因があって、新しいクレジットカードが届いたので、定期的な支払いなどをそっちに切り替える作業をしていたら、頭が回らなくなってしまったのである。大事な原稿を書いているときは、そういう熱中しがちなこと...

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杉江松恋不全閑居 フリーランスだけど自分の勤務評定をしてみる

杉江松恋不全閑居 フリーランスだけど自分の勤務評定をしてみる

某月某日 本日から自分の勤務評点をつけてみることにする。 といってもどこかに就職したり、会社組織を作ったりしたわけではない。 フリーランスはいくらでも怠けられる職業なので、自分がどのくらいライターとしての寿命を延ばせる行為をしているか、業界の振興に役立っているか、を数値管理しようと思い立ったわけである。 寿命を延ばす行為とはつ...

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杉江松恋不善閑居 小田原「本屋南十字」

杉江松恋不善閑居 小田原「本屋南十字」

某月某日 小田原市在住の作家さんにインタビューする仕事があった。ちょうど藤沢の有隣堂で古書フェアがあったので、帰りがけに寄ろうと考えていたのである。 話ははずみ、小田原駅まで戻ってきたときにはもう午後六時近くなっていた。これからだと、さすがに古書フェアには遅すぎる。では近隣の古本屋に寄っていくか、と思ったが、あいにく小田原駅前の高野書店は...

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杉江松恋 茅ヶ崎「古書 書肆楠の木」

杉江松恋 茅ヶ崎「古書 書肆楠の木」

某月某日 (承前) 青春18きっぷを使って静岡県富士市の渡井書店に12年ぶりに行った帰路のこと。 列車に揺られていてふと気づいたのだけど、神奈川県内の東海道線沿いにもしばらく行ってない古本屋がいくつかある。たとえば辻堂駅の古本つじ堂などは、前回いつ行っただろうか。平塚の萬葉堂書店のように、ご無沙汰しているうちにいつのまにか閉店してし...

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