不善閑居 一覧

杉江松恋不善閑居 第十五回博麗神社例大祭に参加します(※追記あり)

杉江松恋の個人サークル〈腋巫女愛〉は5月6日(日)東京ビッグサイトにて開催のイベント〈第十五回博麗神社例大祭〉に参加します。配置場所は東5ホール・た26bです。 今回頒布開始する新刊は〈博麗霊夢の日々〉第9弾『博麗霊夢にありがとう』です。日常からちょっとだけはみ出た、しかし異変というには大袈裟な、ところが幻想郷の住人の誰かにとってはえら...

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杉江松恋不善閑居 同人原稿のこと・その6『おやすみ、博麗霊夢』

杉江松恋不善閑居 同人原稿のこと・その6『おやすみ、博麗霊夢』

子供の頃からミステリーばかり読んできたので、プロットの類型が体の中に染み込んでいる。本を読んでいると漠然と、あ、これはあのプロットになるのかな、というような展望が浮かんできて、それとの答え合わせをしていくような感じになるのである。 〈博麗霊夢の日々〉シリーズ第6弾の『おやすみ、博麗霊夢』は、自分なりのミステリー観のようなものを盛り込...

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杉江松恋不善閑居 門田泰明ゴシックが気になる

以前から書いているように、年間アンソロジー編纂のため小説誌掲載の読み切り短篇はすべて目を通している。ただし現代小説のみである。 なので決して時代小説には詳しくないのだが、たまたま昨日目を通した雑誌で気になったことがあった。 門田泰明の時代短篇に関して、である。 目が留まったのは「小説NON」4月号であった。門田は同誌に「浮世絵宗次日月抄 血...

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杉江松恋不善閑居 同人活動のこと・その5『さようなら、博麗霊夢』

杉江松恋不善閑居 同人活動のこと・その5『さようなら、博麗霊夢』

サークル腋巫女愛の二次創作同人誌である〈博麗霊夢の日々〉は、基本的にのほほんとした雰囲気を提供したいと考えている。原作者のZUNさんが不動の主人公と認定する博麗霊夢は、基本的にどんなときにも動じず、誰に対しても態度を変えることがない。私はそういう揺るがない主人公が大好きだし、なるべく原作に忠実にしようと考えると、ふてぶてしいほどにのほほんと日々を送っ...

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杉江松恋不善閑居 中禅寺湖から下北沢へ

杉江松恋不善閑居 中禅寺湖から下北沢へ

中禅寺湖にやってきた目的は、小学校PTA会長同期の親睦会である。そういう集まりがあるのだ。『ある日うっかりPTA』にも書いたが、私は子供が小学校に上がったとき、保護者という立場を真剣に務めることで地元に根を生やそうと考えていた。その結果として学童保育クラブの保護者のつきあいや、この会長同期の親睦会などができたわけである。大学時代の、いや新社会人になっ...

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杉江松恋不善閑居 履歴書の趣味欄には羊の丸焼きと書く

杉江松恋不善閑居 履歴書の趣味欄には羊の丸焼きと書く

友人のご家族にいいことがあったので、お祝いを兼ねて子羊を丸焼きにしてきた。 こうやって書くとどこかの民族の秘儀のようであるが、十年前から子羊(ときには子豚)を丸焼きにし続けてきたのである。初めてのときは準備に苦労した。どうやって焼けばいいか、設備がよくわからなかったからである。とりあえず鉄の棒を二本買い、それにくくりつけて焼けばいいと考えた...

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杉江松恋不善閑居 20171027『絶滅危惧職 講談師を生きる』が書店搬入

前日は何をしていたのか思い出せないが10時に起床する。朝型の自分としてはすこぶる遅い。午から外出予定だったので慌てて原稿を書く。基本的に金曜更新の肚づもりをしているweb本の雑誌の「今週はこれを読め! ミステリー編」である。この連載、ウィークデイ更新なのだが、火曜日はSF編の牧眞司さん、水曜日はエンタメ編の松井ゆかりさんと決まっているので、それとかち合わない...

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杉江松恋不善閑居・同人活動のこと・4 『こんにちは、博麗霊夢』

杉江松恋不善閑居・同人活動のこと・4 『こんにちは、博麗霊夢』

博麗霊夢主人公の話なんだけど、霊夢はほとんど出てこない、という話ができないか。 そう思ったことがきっかけで書いたのがサークル〈腋巫女愛〉の小説第4作『こんにちは、博麗霊夢』だった。トーヴェ・ヤンソンに『ムーミン谷の十一月』という作品がある。北の島に移住してしまったムーミンたちの家に、谷の住人たちがやってくるという話で、そこにはいない主人公の影が...

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サークル〈腋巫女愛〉秋季例大祭新刊『博麗霊夢、はじめまして』のお知らせ

サークル〈腋巫女愛〉秋季例大祭新刊『博麗霊夢、はじめまして』のお知らせ

サークル〈腋巫女愛〉としては9冊目、二次創作小説としては8冊目となる『博麗霊夢、はじめまして』を10月15日(日)の博麗神社秋季例大祭で頒布します。東2ホール・そ52aです。 1年ぶりのサークル復帰となる今回は、3篇を収めた短篇集です。表題作は、小さな異変に気づいた三途の河の渡し人・小野塚小町が博麗神社にやってくることから始まる物語です。神社裏...

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杉江松恋不善閑居 同人活動のこと・その2 『博麗霊夢がやってくる』

杉江松恋不善閑居 同人活動のこと・その2 『博麗霊夢がやってくる』

サークル〈腋巫女愛〉の2冊目の小説同人誌になったのが『博麗霊夢がやってくる』だった。最初の本を『博麗霊夢はそこにいる』にしたのは適当だったのだが、これは元ネタがあって、とんねるずの「ガラガラヘビがやってくる」からつけている。別にとんねるずは好きでもなんでもないのだが。 3編入っていて、表題作の「博麗霊夢がやってくる」「友有り、博麗霊夢来る」、「...

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