某月某日
先々週木曜日も浪曲漬けの一日だった。昼まで仕事をして、午後から出かけた。まず向かったのは神保町のらくごカフェである。ここで三代目広沢菊春が説経節から「小栗判官」を読む「菊春きくかい」があるのだ。三味線はもちろん広沢美舟。この日が二回目で、小栗が横山の家に強引に乗り込む「小栗婿入り」まで。次はいよいよ前半の山場となる。楽しみである。
そこから移動して向かったのは月島の東京かわら版事務所である。天中軒すみれさん、仲介してくださった後援者のお二人と７月１２日、８月９日の「原作・夢枕獏 浪曲陰陽師 琵琶玄象」を宣伝しまくる。終了後、すみれさんからチケットとチラシを受け取って王子の北とぴあに向かった。窓口販売をしてもらうためである。書類に不備があって何度かやり直しをしなければならなかったのだが、この日ようやく納入できた。北とぴあ一階窓口で前売りを購入できるので、足を運べる方はぜひ。
いったん帰宅し、出直して夜は池袋コミュニティカレッジにて講師のお仕事である。こうして移動ばかりの一日は終わった。
