広沢菊春
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杉江松恋不善閑居 5月24日〈スギエゴノミ〉所感
某月某日 先々週土曜日はアートスペース兜座にて〈スギエゴノミ〉の一日だった。 午前中は天中軒かおり・玉川絹華の「目指せ年季明け! 勉強会」で、曲師はそれぞれ沢村博喜・玉川さとである。この勉強会では交替で一人が二席読むことになっている。今回は絹華二席の日だ。 忠僕元助 絹華・さと 元禄花吹雪 かおり・博喜 鹿島の棒祭り 絹華・さと...
杉江松恋不善閑居 8/9「原作・夢枕獏 浪曲陰陽師 琵琶玄象」公演のチケットは北とぴあでも買えます。
某月某日 先々週木曜日も浪曲漬けの一日だった。昼まで仕事をして、午後から出かけた。まず向かったのは神保町のらくごカフェである。ここで三代目広沢菊春が説経節から「小栗判官」を読む「菊春きくかい」があるのだ。三味線はもちろん広沢美舟。この日が二回目で、小栗が横山の家に強引に乗り込む「小栗婿入り」まで。次はいよいよ前半の山場となる。楽しみである。 ...
杉江松恋不善閑居 5~7月の〈スギエゴノミ〉予定。盛りだくさんでお届けします。
某月某日 昨日は都内某所でとみさわ昭仁さんと「ハ、ハ、ノンフィクション!」の収録であった。それ以外は地味に仕事と事務作業で終わる。 ここのところ少しばたばたしているのは、7/12小田原と8/9王子の浪曲陰陽師、7/19の浪曲巷説百物語の申し込みメールが頻繁に来ているからで、定型に近い文面ながらその都度返信しているので集中力が途切れているの...
杉江松恋不善閑居 広沢菊春が小栗判官を浪曲化&浪曲巷説百物語予約快調~デッドラインまであと9日
某月某日 昨日は午後から神保町らくごカフェにて三代目広沢菊春さんの菊春きく会に。広沢菊春が説経節の「小栗判官」を連続もので浪曲化するというのだから、これは聴かないと駄目だろう。会場はほぼ満員。最初はおなじみ左甚五郎伝から「笑う首」で前席。中入を挟んで後席が小栗判官で、第一話「常陸配流」は誕生から照手姫との出会いまで。途中に尽くしのような文句が入るのは説...
杉江松恋不善閑居 寸志トリ噺に浪曲じゃりン子チエ、陰陽師、肥後琵琶などなど〈スギエゴノミ〉
某月某日 本日は19時よりアートスペース兜座にて〈寸志トリ噺50席〉です。きわめて近い将来の真打昇進を見据えて、立川寸志さんが披露目興行でかけるトリネタを50席貯めていく試み。本日も皆様のご来場をお待ちしております。 また、今週末4月12日(土)には関西浪曲の若きホープ、真山隼人が沢村さくらと共にはるき悦巳『じゃりン子チエ』(双葉社)の浪曲化に挑...
杉江松恋不善閑居 3/29天中軒かおり・玉川絹華勉強会に5名様無料ご招待
某月某日 明日は恒例〈スギエゴノミ〉の一日です。アートスペース兜座にて、午前11時~ 天中軒かおり・玉川絹華勉強会、午後2時~ 木村勝千代独演会、午後6時~ 天中軒景友独演会。いずれもまだ空席ご案内できます。 また、初の試みとして午前の部の勉強会に、世話人の杉江がお客様を無料でご招待したいと思います。条件は、かおり・絹華の...
杉江松恋不善閑居 9/8〈スギエゴノミ〉木村勝千代・広沢菊春独演会
某月某日 アートスペース兜座(中央区日本橋兜町11-10)での一日演芸会〈スギエゴノミ〉であった。事情により午前の部はお休み中なので、昼過ぎに会場入りする。気楽なものである。 昼の部は木村勝千代さん独演会を、いつも通り広沢美舟さん三味線で。予告ネタは原爆の哀しみと怒りを描いた「まっ黒なおべんとう」40分フルバージョンである。 品川あまから楼...
杉江松恋不善閑居 真山隼人ツキイチ独演会と、9/8〈スギエゴノミ〉~菊春VS菊春はこんな会
某月某日 この日が「東京かわら版」の情報掲載〆切であることに気づいていろいろ。演芸関係でやらなければならないことを思い出し、さらにいろいろ。自分の本業がなんだか忘れそうなくらいにいろいろ。もちろん本業の仕事もしていて、1本だけだがレギュラー原稿も書いて送った。インタビュー構成も半分くらい進める。さらに、他人の企画の売り込みも1本。まあまあ仕事をしたほう...
杉江松恋不善閑居 幸い業界ゴロにならなくても食っていける
某月某日 午後に重要な会議があったのだが、午前中にはどうしても片付けなければならない原稿があって、ぎりぎりまで書いていた。なんとか終えて担当者に送付、実は『日本の犯罪小説』の終章書き下ろしであった。一度九割方書いていたのだが、どうにも気に食わなくてボツにしてしまい、最初から書き直した。間に合ってほっとしている。ついでにレギュラーの小さな...
杉江松恋不善閑居 席亭の称号にどんな意味があるのか
某月某日 朝起きてまずメールボックスを開き、9月8日の〈スギエゴノミ〉、9月28・29日の松浦四郎若独演会、来年1月19日の東西浪曲会の予約申し込みがないかを確認する、というのが日課である。四郎若は公演まで一月を切ったので、知り合いで興味を持たれそうな方にチラシを見ていただくということをしようかと思っている。ダイレクトメールが届いた方は、どうぞよろしく...