広沢美舟
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杉江松恋不善閑居 絶対口外不可。天中軒すみれシークレット浪曲会
某月某日 蜂窩織炎というのは皮膚組織内に入った細菌が起こす炎症だから、基本的には抗生物質を飲んで、腫れが弾くまで薬を塗っているしかない。血が溜まらないよう、少しでも足を高くしている必要があるので、これを書いている今も机の下に置いた台に足を載せている。結果的にどうしても前屈みに近い姿勢になるのだが、昨日はそれをうっかり忘れてひどい目にあった。机の下に落と...
杉江松恋不善閑居 夢枕獏・原作 浪曲「陰陽師 琵琶玄象」再演します。
某月某日 昨日から浅草木馬亭では浪曲定席が始まっているのだが、蜂窩織炎のこの足では到底1時間近くかけて通うことはできず、今月は全休になってしまうかもしれない。 そんな中今日は、阿佐から事務処理やら連絡やらでつぶれてしまい、ようやく先ほど一本だけ原稿を書くことができた。最低もう一本は、と思っていたときに机の下に落ちたものを拾おうとして身をかがめたら...
杉江松恋不善閑居 ほうかしきえん直後に〈スギエゴノミ〉
某月某日 間の悪いことに、蜂窩織炎が発覚した翌々日が、アートスペース兜座での〈スギエゴノミ〉だった。 朝8時、日比谷線に乗った。この時間だと満席で、優先席にも勤め人が座っている。その前に立って、ひたすら痛みを我慢する。私はにわか病人だからいいのだけど、そうやって下を向いて流れていくSNSのスレッドばかり追っていたら、前に本当に席を必要とする方がい...
杉江松恋不善閑居 茅ヶ崎・天中軒すみれ独演会~片浜・書肆ハニカム堂~久居・三重ホンツヅキ
某月某日 2025年はいろいろなところに行っておりました。これは6月に東方名華祭のため、名古屋に行ったときのこと。 東方名華祭自体は日曜日の開催だったのだが、金曜日に出発した。名古屋に向かう途中の茅ヶ崎で、天中軒すみれさんが独演会を開いていたので顔を出したかったのだ。茅ヶ崎はすみれさんの地元である。すみれ・広沢美舟のコンビで、あまり浪曲に...
杉江松恋不善閑居 山形で隼人・さくら~大阪で菊春・美舟、あと東方紅楼夢と四天王寺秋の大古本祭り
某月某日 山形行の話が中途半端になっていたのでその続き。 山形に行ったのは、真山隼人・沢村さくらコンビの浪曲会が山辺町の噺館という会場で開かれるからだった。沢村さくらさんの出身地である山形を皮切りに、大阪、名古屋、東京と4都市で口演される浪曲「傾城反魂香」を聴くためである。 噺館の最寄り駅は左沢線の羽前山辺である。ちなみに左沢は「あ...
杉江松恋不善閑居 2月9日NHKFMの「浪曲十八番」で夢枕獏原作「浪曲陰陽師」が放送されます
某月某日 というか今日なのだけど、真山隼人・沢村さくらの松竹座公演を聴きに大阪に行ってきます。向こうでいろいろな仕込みをやってくるので、後日その話をさせてください。 来週2月9日月曜日の話になりますが、NHKFMの浪曲十八番で天中軒すみれ・広沢美舟による「陰陽師 琵琶玄象」が初めて放送されます。夢枕獏原作を杉江松恋が脚本担当、放送用にすみれさんが...
杉江松恋不善閑居 1月24日〈スギエゴノミ〉のこと
某月某日 この週末は1月24日(土)が〈スギエゴノミ〉で、午前中に天中軒かおり・玉川絹華勉強会、午後に木村勝千代独演会があった。会場はもちろんアートスペース兜座。 勉強会では玉川絹華名披露目の会が6月13日(土)に浅草木馬亭で行われることが発表された。現在の浪曲には真打制度がなく、前座身分から落語でいう二ツ目に昇進するときに名披露目が行われる。そ...
杉江松恋不善閑居 5月24日〈スギエゴノミ〉所感
某月某日 先々週土曜日はアートスペース兜座にて〈スギエゴノミ〉の一日だった。 午前中は天中軒かおり・玉川絹華の「目指せ年季明け! 勉強会」で、曲師はそれぞれ沢村博喜・玉川さとである。この勉強会では交替で一人が二席読むことになっている。今回は絹華二席の日だ。 忠僕元助 絹華・さと 元禄花吹雪 かおり・博喜 鹿島の棒祭り 絹華・さと...
杉江松恋不善閑居 「浪曲陰陽師」プロモーションまだまだ続く&本日は寸志トリ噺50席
某月某日 昨日の続き。 先々週金曜日もまた「原作・夢枕獏 浪曲陰陽師 琵琶玄象」プロモーションのため動き回っていた。某新聞社を訪問、面識のある記者の方にすみれさんと共に話を聞いていただいた。そういえば記憶違いをしていたが、王子にチケットを納入しに行ったのは前日ではなくてこの日だった。チケットを王子に納入し、いったん帰って夜は福岡から来京した旧知の...
杉江松恋不善閑居 8/9「原作・夢枕獏 浪曲陰陽師 琵琶玄象」公演のチケットは北とぴあでも買えます。
某月某日 先々週木曜日も浪曲漬けの一日だった。昼まで仕事をして、午後から出かけた。まず向かったのは神保町のらくごカフェである。ここで三代目広沢菊春が説経節から「小栗判官」を読む「菊春きくかい」があるのだ。三味線はもちろん広沢美舟。この日が二回目で、小栗が横山の家に強引に乗り込む「小栗婿入り」まで。次はいよいよ前半の山場となる。楽しみである。 ...








