本芸 - hon-gei
ライター・杉江松恋が有益だったり違ったりする情報をお送りします。
杉江 松恋 2022/5/30 本以外の話題
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泊りがけでちょっと郊外のほうに出かけてきます。
メールはつながりますので何かあったら。明日の夜には戻ります。
不善閑居, 杉江松恋 杉江 松恋
杉江松恋というのは商標であり、それ以上の意味はないということを書いた。 自分の名前にはほとんど拘らないのだが、他人のそれには敬意をもって接している。 その最たるものは寄席芸人のお名前だ。特に講談、落語、浪曲のそれは襲名の制度があるように、伝統を受け継いだものが少なくない。一代きりのお名前でも、師匠との関係で成立している場合が多い。先代の古...
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某月某日 昨日は一日外出をしていた。半蔵門線でとろとろ東に進んでいたのだが、途中で打ち合わせの相手から日時変更の依頼があり、錦糸町で下車。駅前でタコブツを買って一旦帰宅した。そこからまた別件の取材。仕事はあまり進まなかったが、雑誌企画とアンソロジー編纂の打診があったので一応の成果は残せた。他力本願で業務評定は2.0。 本日はこれから企画に関する打...
今回は他に取り上げたい本もあったが、ぎりぎりで船戸与一『流沙の塔』が間に合ってしまった。船戸があるときは船戸を読め、の格言通り、となれば『流沙の塔』を取り上げざるをえないだろう。 物語の始まりは横浜だ。客家(中国南部を中心に勢力を持つ漢民族の一派)の実力者・張龍全の義理の息子、海津明彦は在日客家のトラブルシューターを生業としていた。ある日明彦は...
杉江松恋不善閑居 澤孝子さんが亡くなった
杉江松恋不善閑居 東家一太郎独演会ほか