某月某日(デッドラインまであと55日)
来週までの〆切:レギュラー隔週×2、レギュラー週刊×3、イレギュラー×2、文庫解説×1。
来週の予定:演芸会主催×3、演芸会出演×3。
動画収録予定:今月はあと4本。
書き下ろし:ProjectMT、ProjectTK、ProjectTS。
朝から集中してやって、ようやく一万二千字くらい書ける。だいたい全体の10%というところか。これを毎日繰り返していくしかない。
翌日(今日)の予定が、9時から来月明治大学でやる講義のためのオンラインミーティング、10時から「これって、SF?」、13時30分から神保町・らくごカフェで広沢菊春の会、18時までにアートスペース兜座に入って「寸志トリ噺五十席」の支度と、ほぼぎちぎちで、原稿を書いている余裕がない。香月さんにお願いして「これって、SF?」の収録を一日ずらしていただいて、ようやくこれで午前中の作業時間がとれた、と思っていたら菊春が体調不良で公演中止という連絡が入った。あれあれ。これはおとなしく家で書き下ろしをやっていろ、という天のお告げだろう。その他の公演についてもいろいろ連絡して調整をする。
本日は19時開演で「寸志トリ噺五十席」。近い将来真打に昇進する立川寸志さんが、落語協会・落語芸術協会と同じ連続50日の披露目興行をすることを目標に、トリでかけられるネタを50席貯める試みだ。今回は「目黒の秋刀魚」「不動坊火焔」の二席が予定されています。お仕事帰りにぜひ。
また、明日は「肥後琵琶って、なんだろう?」。こちらは熊本から肥後琵琶の奏者である後藤昭子・岩下小太郎のお二人を招いての会で、東京の人にはなじみの薄い肥後琵琶について、トークで知ってもらった後、この楽器でしか演奏しない曲を聴いてもらうというもの。前読みで、浪曲師・天中軒すみれと曲師・沢村道世のコンビによる浪曲も聴いていただきます。すみれさんの演目はネタおろしの「小栗判官 餓鬼阿弥車」。「小栗判官」は肥後琵琶でも演奏されることが多かった中世の説教節由来のもので、今回それを浪曲化しました。台本は不肖この私が書いたので、お聴きいただければ幸いです。