杉江松恋不善閑居 学芸大学・流浪堂が一時休業

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某月某日

今抱えている仕事。レギュラー原稿×2。イレギュラー原稿×3(エッセイ、文庫解説×2)、ProjectTY書き下ろし。

やらなければならないこと。主催する会の準備×1。

書いても書いても終わらなくなった文庫解説をなんとか終わらせる。規定枚数は相当超えているはずなのだが、おそるおそる送ってみるとそれでなんとかしますとの答え。ヤデ嬉シヤ(谷岡ヤスジ調)。急いで外出して某所で立川寸志さんと「百席余談」の収録である。帰途なんとなく胸騒ぎがして学芸大学・流浪堂に寄ってみる。川崎長太郎を一冊持って帳場に向かうと、ご店主が衝撃の発言を。なんと今の場所の営業は三月末までだとのこと。ええっ、と驚いて聞いてみると、閉店ではなく店舗移転のための休業なのだそうだ。今入っているビルが老朽化のため取り壊しになるのだという。近隣に物件を探している最中とのことで、再び学芸大学駅周辺に知の拠点が開く日を待たねばならない。いや、その前にもう一度万札を握りしめて再訪しなければならぬ。そうせねばならないのだ。

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