立川半四楼
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杉江松恋不善閑居 『七人の弟子』出版記念落語会ご来場いただき、ありがとうございました
某月某日 正午に家を出て、都内某所へ「現代の犯罪小説 modern crime club」の収録である。それが終わったら浅草へ。いよいよ立川談四楼『七人の弟子』(左右社)出版記念落語会の当日だ。会場の木馬亭に入る前に、前座さん用のお弁当を三つ買う。談四楼門下の談声さん、公四楼さん、談九さんが働いてくれることになっている。木馬亭には浅草21世紀劇団の猪熊...
杉江松恋不善閑居 立川談四楼さんのこと&明日は『七人の弟子』刊行記念落語会
某月某日 日曜日は、ひたすら籠って仕事読書をしていた。夕刻に家族と出かけて近所に新しくできた高級サウナなるものに入ったのが唯一の息抜きである。高級サウナがなんたるものかはよくわからないのだが、入浴着をつけての利用という形だった。80、90、110℃のサウナがあり、あまり得意ではない私はいちばん低い温度のところにもっぱら入った。それでも冷水浴後に立ちくら...
立川談四楼『七人の弟子』(左右社)出版記念落語会のお知らせ
〈落語もできる小説家〉は、かつて落語立川流真打、立川談四楼さんが、作家としてのデビュー作『シャレのち曇り』(PHP文芸文庫)を上梓したころに打ち出したキャッチフレーズでした。 芸人には余芸として他のことを手がける向きが少なくありません。小説もその余芸の一つに入ります。芸人小説家の肩書きがある方は多いですが、中でも談四楼さんは小説家としても実力派で読み応...
杉江松恋不善閑居 11/26は立川談四楼さんの出版記念落語会です
某月某日 午前中に〆切の来ている文庫解説を片付け、さあ、ProjectTHKに本腰を入れてかかれる、と喜び勇んでパソコンに向かったのだが、ぱたりと手が停まった。あれこれとメールが入って気が散るのも一つの理由なのだが、どうもうまく書けない。きちんと煮詰める時間をとらず、とにかく始めてしまったのが悪かったようだ。でもこれは仕方ない。うんうん唸っていたがまっ...
杉江松恋不善閑居 文庫解説はこうやって書いている
某月某日 前日に終えられなかったインタビュー原稿を完成させ、送稿。書きあぐねていた文庫解説に挑戦する。なんとか切り口を見つけて進められたが、残念ながら時間切れ、すみません明日必ず、とメールをして家を出る。途中で他人の仕事の持ち込みについて2件営業をかけた。本日の業務評定は4.5、6月末までに稼がなければならない額に対する進捗率は88.87%ととなった。...
杉江松恋不善閑居 もう転職はできないので一生ライターでいるしかない
某月某日 前日に続き、一日籠ってお仕事。急ぎのインタビュー原稿が仕上がり、送稿した。もう一つ手がけるも、完成には至らず時間切れとなる。原稿を一本送ったので0.5、また新しい仕事の依頼が三本、これは正確に言うと二本セットが一つと独立した一本の仕事である。これで依頼を貰って3.0。さらに他の人を売り込む営業のアポイントがとれたので2.0。合計で5.5という...
杉江松恋不善閑居 好書会とミステリちゃん収録
某月某日 午前中いっぱい仕事読書をして、午後から外出。高円寺の西部古書会館で好書会が開かれているのでちょっと覗く。鴨川つばめの執筆している少年キングと『マカロニほうれん荘』連載末期の少年チャンピオンが出ていたので購入。『マカロニほうれん荘』は単行本未収録回があるのでひょっとしたら、と思ったが残念ながらその号ではなかった。 移動して渋谷へ。「ミステ...