本芸 - hon-gei
ライター・杉江松恋が有益だったり違ったりする情報をお送りします。
杉江 松恋 2024/12/28 本以外の話題
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某月某日
ここ数日がんばっていたのですが、力及ばず2本ほど残して出版社の御用納めに当たる日を過ぎてしまいました。年末年始も無理をせぬ程度にゆるゆる頑張ります。しばらくこの欄を書けずにいたので、そちらもちょこちょこと補充していくつもりです。本日はこの後、生浪曲の聴き納めに。
不善閑居, 杉江松恋 杉江 松恋
ライターという仕事は居職だから、机の前を離れると何もできない。人によってはカフェにパソコンを持ち込んで原稿を書くこともできるようなのだが、私は無理なのである。背後にある書棚から適宜参考文献を持ってこないとその先に進めなくなる。そこはネット検索で済ませられない部分で、職人が自分の仕事道具一式と暮らしているのに近い。書棚は仕事道具なのだ。 そういう...
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(承前) 芸人のおもしろいエピソードを寄席のほうでは「ひとつばなし」と言う。楽屋話、ネタ、などいろいろな言い方はあるだろうが、要するに芸人が他の芸人を笑わせるために話すようなもののことである。小松政夫には数々のフレーズがあるが、それらの出所も楽屋のおしゃべりから生まれたものが多いようだ。前回紹介した『昭和と師弟愛』(KADOKAWA)に、彼が「...
某月某日 前日の月曜が雨だったので新橋古本まつりは中止で、この日から始まる予定なのだが、ぐっと我慢をして外出せず、ひたすら家で原稿仕事。重量級の原稿を終わらせなければならないので、余裕がないのだ。その合間に軽量級の原稿が三つできてしまう。できてしまうというのも変な話だが、重量級の原稿仕事を続けていて、息抜きに書いたらできたのだ。とりあえずそれぞれの担当...
杉江松恋不善閑居 また首の皮一枚でつながった
杉江松恋不善閑居 四人目のモンブランの処女