杉江松恋不善閑居 大阪一日目 河内小阪・みのたけ書店(デッドラインまであと29日)

Share

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

某月某日(デッドラインまであと29日)

今月末までの〆切:レギュラー隔月×1、レギュラー月刊×2、レギュラー隔週×3、レギュラー週刊×5、イレギュラー×4、インタビュー構成×2、文庫解説×4。

今月末までの予定:会議×1、書き下ろしのための打ち合わせ×2、インタビュー×3(1本は希望)、講義×3、通院×1、東方紅魔郷×1。

演芸関連:主催する演芸会×1。行く予定の公演×2。

動画収録予定:今月はあと3本。

書き下ろし: ProjectTS。

二日ぶりにこの記事を更新する。

三日間大阪に行ってきた。予定を組んだときはこんなにやらなければならないことが錯綜するとは思っていなかったので、前後にしわ寄せがきてしまうのだが仕方ない。

初日は午前中の新幹線で新大阪へ。そこからおおさか東線で河内永和まで。この駅は近鉄奈良線への乗り換えができる。近鉄の高架に沿ってしばらく歩き、もう少しで河内小阪の駅、というところまで行ったあたりに、みのたけ書店がある。古本・レコードと看板にあるとおり、店の奥半分をレコードやCD、音楽関係書などが占めるお店だ。店の前には均一棚、入って手前半分が本で、特濃というようなものはないのだが、雑誌付録まんがや古い雑誌なども老いてあり、なかなか侮ることのできない品揃えである。水木しげる関連グッズがあったので、それを購入して外に出る。安くてよかった。

ここから近鉄で鶴橋駅まで行って大阪環状線に乗り換え、天王寺で降りる。浪曲親友協会の一心寺浪曲寄席が初日なのである。

仲乗新三 三原麻衣・藤初雪

河内十人斬り 京山幸太・一風亭初月

大石書損の軸 五月一秀・藤初雪

雷電小田原相撲 京山幸枝若・一風亭初月

「大石書損の軸」は一秀さんでは初めて。来た甲斐があった。終演後はとある浪曲関係者の方と相談事項があって1時間ほど話し込む。対面で一度はお話しておきたかったのでありがたい機会であった。

天王寺から谷町線で文の里駅へ。改札を出ようとして、交通系カードがないことに気づく。どうやら天王寺でチャージをした際に忘れてきたらしい。駅員さんに言うと、発見済で天王寺駅の駅長室で預かってもらっているとのことである。すぐに取りに行きますか、と聞かれたので、すみません、急用があって文の里駅で今すぐ出ないといけないのです、と答える。それなら、次に乗車したときに声をかけてください、と許可をもらって無事、改札を出る。急いで居留守文庫へ。急用というのはつまりそれである。しばらく物色してまた駅に戻り、今度はおとなしく乗車して天王寺駅に向かった。

定宿は動物園駅前、いつものホテルミカドである。最近ちょっと値上げしたが、それでも遠征組にはありがたい。このあとどうしようか、夜20時までやっているはずの天地書房でも行こうか、でもあそこは8月に見ているからな、などと思っていたら知人と連絡がつき、大阪某所で飲むことに。もう一人来て、しばらく密談。24時の門限ぎりぎりに帰宿し就寝。

Share

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存