杉江松恋不善閑居 『おめでとう、博麗霊夢』委託始まっています

Share

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

某月某日

今抱えている仕事。レギュラー原稿×2、イレギュラー原稿×1(書評×1)。やらなければならないこと。の・ようなものの準備×1。

また間が空いてしまった。ぼちぼち更新していきます。

いろいろ書かなければならないことはあるのだが、まずは博麗神社秋季例大祭新刊の話から。

〈博麗霊夢の日々〉シリーズ第19弾となる『おめでとう、博麗霊夢』を頒布開始しました。こちらは、メロンブックス虎の穴でもそれぞれ委託販売中です。紅楼夢新刊の『博麗霊夢、ご用心』と併せてお買い求めください。メロンブックス虎の穴のページもそれぞれ貼っておきます。表紙・編集はいつも通り、〈赤色バニラ〉くまさんと〈日々徒然。〉古翠さん。

〈博麗霊夢の日々〉シリーズは、東方Projectの絶対的な主人公である博麗霊夢をとにかくかっこよく書きたいという願望だけで続けている二次創作小説で、九割は日常、そして一割だけ変な異変を入れることで話が進行していく構成になっています。今回の『おめでとう、博麗霊夢』は表紙の発注をした時点では別の話だったのですが、『東方Project人妖名鑑』でメディスン・メランコリーについて創造主であるZUNさんが「使いづらい」と書かれているのを見て、書きたいことが変わってしまいました。使いづらい組の鍵山雛と水橋パルスィはそれぞれ登場させたことがあるのですが、そういえばメディスンはなかった。これは毒の妖怪で、人間に捨てられたことを恨みに思っている人形から生れたという設定なので、たしかに使いづらい設定ではあるのです。でも、せっかく生まれてきたんだから、そのことは岩ってやりたいな、と。そこで、同じように生まれてきた存在、つまりこどもという共通項でキャラクターを集めることにしました。具体的には地蔵の変化とされる矢田寺成美、子供の石を抱かせて人を溺れさせるという牛崎潤美などです。地蔵は子供を冥界に導く存在ですからね。そうすると必然的に言及しなければならないのが、戎瓔花です。この子は水子、つまり生を受けながら育つことができなかった霊という設定なのですね。当たり前に書けばとても重くなるのですが、原作では非常に明るいキャラクターです。なので、なんとか戎瓔花とメディスン・メランコリーが幸せになるように、ということで話を組み立てました。そうなっているかどうかは読んでご判断いただきたいのですが、なので「おめでとう」なのです。生まれてきてくれてありがとう、おめでとう、ということですね。

第20弾の題名は未定ですが、次は春例大祭の予定です。2023年5月7日にまたお会いしましょう。

Share

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存