杉江松恋不善閑居 木村勝千代「天保六花撰」独演会&ProjectHRG進捗率77.5%

Share

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

某月某日

今抱えている仕事。レギュラー原稿×6。イレギュラー原稿×1(解説×1)。

やらなければならないこと。の・ようなものの準備×1。ProjectHRG×1。

昨日は木村勝千代さん独演会で神楽坂香音里へ。「木村派の連続読みが聴きたい!天保六花撰特集」のその3である。曲師は沢村まみさん。

演目は「天保六花撰 河内山と直侍」「清水次郎長伝 お民の度胸」の二席。河内山宗俊と片岡直次郎の出会いを描く前者は、貫禄十分な河内山と腕は立つがまだまだ尻の青い直次郎の対比がおもしろく、くすぐりたっぷりで楽しく聴ける。後者は私からのリクエストで、勝千代さんにとっては現役復帰前、至宝沢村豊子に「あんたお稽古ばっかりしてないで、そろそろ舞台に上がりなさい」と背中を押された思い出のネタである。こちらは女房お民が艶っぽくて良い。合間のトークは今回二つのテーマで伺った。一つは、これまでに弾いていただいたことのある曲師について。もう一つは勝千代さんの新作浪曲について。新作浪曲の特集というのもおもしろいかな、と思った次第である。

出かける前と帰宅後にがんばってProjectHRGを書き、なんとか進捗率77.5%までこぎつけた。あと少しで脱稿である。

Share

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存