杉江松恋不善閑居 東方信州祭参加ご報告→次は東方甲州祭6/12

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某月某日

今抱えている仕事。レギュラー原稿×4。イレギュラー原稿×3(エッセイ、書評、解説)。

ProjectMTの準備。

やらなければならないこと。主催する会の準備×1。

午前七時五分新宿発の高速バスに乗って松本へ。イヤフォンを忘れたので無理かと思ったが、途中で寄った双葉サービスエリアの売店にあったので、それを買ってつける。動画編集のためにいるのだ。十時二十五分頃に松本バスターミナル着。なんだかんだと道に迷っているうちにぎりぎりになってしまい、会場の松本駅前会館四階について設営が完成したのは開場五分前だった。なんとか間に合う。

東方信州祭第十三幕である。参加サークルは十五前後。コミック系はなく、小説が〈腋巫女愛〉も含めて三つ、イラスト・グッズ系などあって、あとは音楽サークルだった。私も買っているDegital WingやTAMUSICなどが参加している。十一時に開場して、ぱらぱらと二冊売れる。だいたいどんなイベントでも売れ始めるのには時間がかかるのであまり気にしないでいたら、十二時からはステージ東方楽祭があり、そっちに来場者は釘付けになってしまうのだった。つまり、ライブの間はまったく何も売れない。

なるほど、これは即売会だが、ライブステージやオークションなどを楽しむ場という性格のほうが強いイベントなのだな。

それがわかったので、売れ行きはあまり気にせず、自分の同人誌を読みながらステージを聴いて楽しむことに徹した。六組のステージが生で聴けたのだからこれはこれでお得である。ステージ終了後に来てくれた方にあとちょっとだけ売れる。突貫で作ったコピー誌をおまけでつけたが、最初からそれをやればよかったのである。失敗した。あげてもまったく問題なかったのに。というわけで、もし東方信州祭で腋巫女愛の同人誌を買ってくださった方がいらっしゃったら、コピー誌「れいむとしなの」は無料で差し上げますのでご連絡ください。

午後三時半に閉会。四階なので、エレベーターが込み合う前に、と早めに外に出た。

さて。

(つづく)

今週26日夜は浪曲作家稲田和浩さんとトークイベントです。

6月10日は玉川奈々福さんとトークイベントです。

千街晶之さんと隔月で小説誌に掲載された短篇についてのレビュー動画連載をやります。題して「短いのが好き!」。以下からご覧ください。

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