二人合わせて翻訳メン! の翻訳マン1号・川出正樹と翻訳マン・2号・杉江松恋がそれぞれの年間お気に入り作品10冊を発表し、その中から議論によって決定するbookaholic認定翻訳ミステリーベスト10。12月11日に千街晶之・若林踏・杉江松恋の3名で行われた国内篇に続いて12月25日に公開選考会が行われました。会場は駒込のBOOKS青いカバさん。平日夜、しかもクリスマスであるにも関わらず大勢の来場者を迎え、熱気みなぎる中で2時間超の翻訳ミステリー話が繰り広げられました。
結果は以下の通りです。
1位:『蝶のいた庭』ドット・ハチソン(創元推理文庫)
2位:『IQ』ジョー・イデ(ハヤカワ・ミステリ文庫)
3位:『消えた子供 トールオークスの謎』クリス・ウィタカー(集英社文庫)
4位:『誰かが嘘をついている』カレン・M・マクマナス(創元推理文庫)
5位:『ローズ・アンダーファイア』エリザベス・ウェイン(創元推理文庫)
6位:『カササギ殺人事件』アンソニー・ホロヴィッツ(創元推理文庫)
7位:『空の幻像』アン・クリーヴズ(創元推理文庫)
8位:『監禁面接』ピエール・ルメートル(文藝春秋)
9位:『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』ロバート・ロプレスティ(創元推理文庫)
10位:『乗客ナンバー23の消失』セバスチャン・フィツェック(文藝春秋)
次点:『用心棒』デイヴィッド・ゴードン(ハヤカワ・ミステリ)
選考の模様はyoutubeでご覧ください。
bookaholicは2019年もさまざまな形でミステリーの良作に関する情報をお届けしてまいります。ご支援よろしくお願いします。