三遊亭円丈 一覧

杉江松恋不善閑居 『円丈落語全集3』発売になりました

某月某日 今抱えている仕事。レギュラー原稿×3、イレギュラー原稿×3(インタビュー構成×2、評論×1)。やらなければならないこと。の・ようなものの準備×1。ProjectMH×1。 夕方まで原稿書きに専念して外出。区のPTA会長同期会が3年ぶりにあったので、出席してきたのである。みんな子育ては卒業した年になっているので、馬鹿話会に...

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芸人本書く派列伝returns vol.13 三遊亭円丈『師匠、御乱心』

芸人本書く派列伝returns vol.13 三遊亭円丈『師匠、御乱心』

2017年2月の「水道橋博士のメルマ旬報」原稿である。約2年前のこの回をもってreturnsの毎日更新をいったん止め、月曜日のみの更新とする。明日からはまた別の過去連載原稿を再録していくことにするので、よかったらまた読んでみてください。 ============================= 2016年の演芸・落語本の補遺として『円丈...

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芸人本書く派列伝returns vol.12 三遊亭円丈『円丈落語全集1』

芸人本書く派列伝returns vol.12 三遊亭円丈『円丈落語全集1』

2016年に刊行された「本書く派」芸人の著書を整理していて大事なものが抜けていたことに気づいた。新作派落語家の頭領というべき三遊亭円丈の『円丈落語全集1』である。 この本が抜けてしまった一つの理由は、円丈の自費出版だったからだ。発行元は円丈全集委員会になっており、販売元を映像作品メーカーのクエストが務めている。といっても本にはISBNコードが入...

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芸人本書く列伝classic vol.23 三遊亭円丈『落語家の通信簿』

芸人本書く列伝classic vol.23 三遊亭円丈『落語家の通信簿』

三遊亭円丈という落語家は素晴らしき負けず嫌いである。別に本人と私的に話したことはないが、たぶん推測は間違っていない。それは円丈が2009年に出した落語論『ろんだいえん』(彩流社)で故・立川談志について触れた個所を読めばはっきりとわかる。 同書で円丈は談志の才能を褒めたたえながら、だが談志の限界は古典落語にこだわり新作に行かなかったことだ、ときっ...

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