杉江松恋不善閑居 玉川奈々福のガチンコ浪曲講座第三回

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某月某日

今抱えている仕事。レギュラー原稿×7。イレギュラー原稿×3(エッセイ、書評、解説)。

ProjectMTの準備。

やらなければならないこと。主催する会の準備×1。

某連載原稿をやろうとしたところで、持っておくべき資料が手元にないことに気づき、慌ててポチる。よくあるよくある。そのため手が完全に止まって原稿が書けなくなった。よくあるよくある。困ったことだが、あまりくよくよしても仕方ない。後で悩むかもしれないことが前倒しになったのだと割り切った。早く資料がつかないかな。原稿を書きたいな。

夜は玉川奈々福さんのガチンコ浪曲講座。三回目だが、今回初めてお題の「掛川宿」に入る。キッカケの外題付けがするする進み、次はアイノコ(と言われる節があるのです)が宿題となった。冒頭の啖呵も宿題に。前回のガチンコは「陸奥間違い」がお題だったが、それと比べても明らかに進捗が早い。人数が少ないことも影響しているのかもしれない。いや、全体の底上げが著しいのである。置いていかれないように頑張らねば。ツイッターに「これから奈々福先生に叱られてきます」と書いて外出したら、「叱りません、反省してもらうだけです」と返答があった。反省して、もっと音源を聴いて、声を出します。

昨日のガチンコではいろいろと発見があったのだが、まだ自分の中でうまく説明しきれていないので、もう少し考える。ちょっとだけ書くと、浪曲特有の抑揚というものがあり、なんということのない文章でも、それに乗せると強い説得力を持つ。この抑揚、強弱や言葉のテンポ、語尾の調子などは文体に相当するな、と思うのである。引っかかるものがなく、ただ平板に語られる言葉の連なりと、処々で印象に残るように配慮された文章とでは力強さが異なる。この力強さこそが演者に対する信頼感につながり、聞き流していても記憶に残る節、啖呵になるのだと思う。いろいろ聴き比べてどういう文体の語りなのか考えてみたい。

本日、稲田和浩さんとトークイベントです。いろいろおまけも準備しました。

6月10日、玉川奈々福さんに浪曲台本を軸に伺うトークイベントです。

国内ミステリーのレビュー番組「ミステリちゃん」2022年5月号その2が公開されました。

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