杉江松恋不善閑居 のほほんと生きていこうぜ&談四楼・太福二人会

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某月某日

今抱えている仕事。レギュラー原稿×7。イレギュラー原稿×6(エッセイ、解説、書評×4)、ProjectTY書き下ろし。

やらなければならないこと。主催する会の準備×1。

これは独り言だけど、死者を笞打つような真似をする人は何がしたいんですかね。

いい天気だが、非常に残念なことがあった。本当なら昨日からキャンプに行くつもりだったのに、天気予報が雨だ雨だというので見送ってしまったのである。晴れたじゃないか。絶好のキャンプ日和だったじゃないか。

残念な気持ちを振り払うために、のほほんとした日常の東方二次創作を書いてみた。シリーズ〈れいむと〉の二つ目、「博麗霊夢とブリッジ」である。なぜブリッジなのか、とか言わないように。ブリッジをするところが書きたかったからだし。

のほほんとした日常は本当に大事だ。世知辛い時代だからいろいろなことがある。辛いこと、苦しいことに目を向けていれば一日それで終わってしまう。もちろん世の中のそうした側面を正視するのはいいことである。知らなければならない。だが、日常を生きることだって大事だ。この人生は日常の積み重ねで出来あがっているのだから。その日常を守るためにも、のほほんとしていこうと思う。可能な限りのほほんとするんだ。するなと言われたってするんだ。東方二次創作だってするんだ。いや、仕事をしろって。そうですね。すみません。今からやります。

昨日はレギュラー一本とイレギュラーの書評を一本。夜はお江戸広小路亭で立川談四楼・玉川太福の二人会であった。演目は以下のとおり。

道灌 立川縄四楼

粗忽長屋 立川談四楼

明石の夜嵐 玉川太福・伊丹明

仲入り

青龍刀権次 贋札の巻 玉川太福・伊丹明

柳田格之進 立川談四楼

太福さんは寄席読みらしく、と宣言して二席。地声でのびのびと聴かせた。広小路亭くらいの規模だと、マイクを使わなくても無理なく声が通るのでやりやすいのではないかと思う。もっと広小路の会に太福さんを引っ張りだすべきだぜ。談四楼さんはなんといっても柳田格之進が絶品。四季の風景を織り込んだ美しい構成で、最後まで聴き入った。縄四楼さんはギャグだくさんで楽しかったが、もう少し間引いて一つひとつの台詞を丁寧に聴かせるようにしたほうが万人受けする感じになるかも。

終演後、御徒町でいろいろと悪だくみをして、帰宅。

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