二人合わせて翻訳メン!
翻訳ミステリーばかり読んでいる翻訳マン1号こと川出正樹と翻訳マン2号・杉江松恋がその月に読んだ中からお気に入りの3冊を紹介してお薦めする翻訳ミステリー書評番組「翻訳メ~ン」が更新されました。
杉江「いやあ、4月は刊行点数が少なかったですし、選ぶのにちょっと苦労しました」
川出「というか年度が始まる月だから、みんな本を読んでいる場合じゃない、ということであまり出なくなったのかもしれないね」
というわけで少々たいへんだったのですが、結果としては良い選書になりましたよ。
それぞれの紹介作は以下の通り。
翻訳マン1号:
その1「モンタナの森の中で『その熊じゃない!』と叫んだ天才科学者名探偵」
その2「不思議なタイトルの意味が終盤明かされる時、一条の光が差し、目を開かれる思いがする。生きづらさを感じて思考が螺旋に陥ってしまっている人に読んで欲しい理想的なYA小説」
その3「『ケイゾク』もかくや。曲者揃いのはぐれモノ集団がコールドケースに挑む警察小説の新シリーズ」
翻訳マン2号:
その1「おうちの中に蟻塚があったり、氷を割って海に漬かったりする孤独な偏屈老人の心の謎について書かれた北欧小説」
その2「第二次世界大戦中のベルリンと現代のアメリカで話が同時進行する魔術師の奇跡の物語」
その3「最も恐ろしい思想弾圧を題材にした自由を求めての闘争の物語」
ぜひ下記のリンクからご視聴ください。兄弟番組「ミステリちゃん」もよろしくお願いします。