館淳一さんだけが知っている 2016/10/24「愛欲と妄想の20世紀巷談」

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tatejunichi 官能作家の大ベテラン、館淳一さんにはさまざまな顔がある。ベティ・ペイジ研究などはご自身の職業にも関連があるが、中にはまったく無関係のものもある。そのうちの一つが雑学王の顔で、たとえばSessueは館さんがずっと関心を持っている問題だ。

映画ファンの方ならご存じだと思うが、これは日本人俳優早川雪洲から来た言葉である。身長172cmの雪洲は大男大女揃いのハリウッドに行けば小さいほうで、女優と2人のアップショットを撮るときには、踏み台を準備しなければならなかった。それがSessueの由来である。ロバート・レッドフォードや日本の某人気俳優の例もある。「私ゃもう少し背が欲しい」と嘆いた男性俳優は雪洲だけではなく、それ以前にも踏み台は大活躍していたはずだ。にもかかわらずその名が不名誉な道具に冠せられることになった。館さんはそれ以外のいろいろなSessueを探している。つまり個人名がそのままモノの正式名称となったものは他にないか、ということだ。

話題が豊富だから座持ちがする。モテるだろうな、と思う。でもいちばんおもしろいのは、館さんが自分自身について話す内容だ。館さんは小説家になられる前、某出版社の雑誌編集部にいらっしゃった。記者としては昭和の有名人にも多数取材され、誌面には書けないスキャンダルやゴシップのたぐいを多数目にされた。また、コラム執筆などでも多いに誌面作りに貢献されたと伺っている。その館さんがなぜ会社を辞めてフリーになられたのか、そして官能小説家を志されたのか、というところが抜群におもしろいので、ぜひ多くの人に知ってもらいたいのである。そんなわけでこのイベントを企画した。当然だが、お話の内容はまとめ、実況禁止である。ここだけの館淳一、を聞きたい人、平日ですがぜひ足を運んでみてください。

申し込みはこちら。

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[日時] 2016年10月24日(月) 開場・19:00 開始・19:30 (約2時間を予定)

[会場] Live Wire HIGH VOLTAGE CAFE

東京都新宿区新宿5丁目12-1 新宿氷業ビル3F

・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6~8出口から徒歩5分

・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分

・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分

[料金] 1500円 (当日券500円up)

※終演後に出演者を交えてのフリーフード&フリードリンクの懇親会を開催します(23:30終了予定)。参加費は3500円です。懇親会参加者には、入場時にウェルカムの1ドリンクをプレゼント。参加希望の方はオプションの「懇親会」の項目を「参加する」に変更してお申し込みください。参加費も一緒にお支払いただきます。

※懇親会に参加されない方は、当日受付時に別途1ドリンク代500円が必要となります。(2ドリンク購入の場合は100円引きの900円とお得です)

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