立川談四楼 一覧

杉江松恋不善閑居 立川寸志、あと974人のお客さんで真打

某月某日 昼から立川寸志さんの落語会。九段下の鶴めいホールで少数限定の会だった。寸志さんはついに真打昇進を目標に動き出した。これから開く特定の会でお客さんに真打認定証を渡し、「本日の口演を聴いて立川寸志を真打にふさわしいと認定しますか」と尋ねる。それで承諾するお客さんは真打認定証に自分の名前を書いて返すという決まりだ。この認定者が千人に到達したら真打昇...

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杉江松恋不善閑居 西小山・「ハイカラ商店街まるや」と立川談四楼・玉川奈々福二人会

杉江松恋不善閑居 西小山・「ハイカラ商店街まるや」と立川談四楼・玉川奈々福二人会

某月某日 今抱えている仕事。レギュラー原稿×4。イレギュラー原稿×1(解説)。 やらなければならないこと。主催する会の準備×1。 昨日は都内某所にお住いの、浪曲界の生き証人ともいえる方をお訪ねしてきた。当たり前に宮川女左近とか岩崎節子とかの若い頃の写真が出てくるのでどきどきした。お宝の山だ。すぐに辞すつもりでいたのだが、写真...

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杉江松恋不善閑居 のほほんと生きていこうぜ&談四楼・太福二人会

杉江松恋不善閑居 のほほんと生きていこうぜ&談四楼・太福二人会

某月某日 今抱えている仕事。レギュラー原稿×7。イレギュラー原稿×6(エッセイ、解説、書評×4)、ProjectTY書き下ろし。 やらなければならないこと。主催する会の準備×1。 これは独り言だけど、死者を笞打つような真似をする人は何がしたいんですかね。 いい天気だが、非常に残念なことがあった。本当なら昨日から...

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杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭九月公演初日・立川談志の目黒名人会のこと

杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭九月公演初日・立川談志の目黒名人会のこと

某月某日 しばらく記事を書く余裕がなかったが、浅草木馬亭の九月公演の初日なので。最近は出演者を確かめずにとりあえず木馬亭まで行っているので、着いてから始めて三門柳さんがトリだと知る。テケツのところで沢村豊子さんをお見掛けする。テケツで遭遇する率の最も高い曲師だ。本日は出番なしだったので遊びに見えたらしい。 出世定九郎 三門...

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街てくてく~古本屋と銭湯、ときどきビール 2020年2月・神田松之丞六代目伯山襲名及び真打昇進披露パーティーと中目黒で古本あれこれ

街てくてく~古本屋と銭湯、ときどきビール 2020年2月・神田松之丞六代目伯山襲名及び真打昇進披露パーティーと中目黒で古本あれこれ

某月某日 ぎりぎりまで仕事をして浅草ビューホテルへ。神田松之丞さんの六代目神田伯山襲名ならびに真打昇進披露パーティーに出席するためである。あまりにもぎりぎりすぎて少し遅刻してしまい、まさに今入場しようという神田松之丞さんの後ろに着いてしまった。そのまま入るとグレイシー一族が好きすぎて、一事はその入場恒例のグレイシー・トレインに加わるとい...

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芸人本書く派列伝returns vol.9 立川談四楼『そこでだ、若旦那!』

芸人本書く派列伝returns vol.9 立川談四楼『そこでだ、若旦那!』

先月の30日(注:2016年9月)、何の気なしにtwitterを覗いたら、本マガジンの編集長である水道橋博士が、明らかに私に宛てたと思われる引用付きリツイートをしていて驚いた。「メルマ旬報」には真打・立川談慶と談笑門下の二ツ目である立川吉笑のお二人が連載を持っているのはご存じのとおり。談慶さんは私と同じ「め」組だが、吉笑さんの連載「現在落語論~落語立...

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芸人本書く派列伝returns vol.8 立川談四楼『シャレのち曇り』『石油ポンプの女』『談志が死んだ』ほか

芸人本書く派列伝returns vol.8 立川談四楼『シャレのち曇り』『石油ポンプの女』『談志が死んだ』ほか

「すばる」2016年9月号に、頼まれて落語の演目ガイドを書いた。 といっても個々の演目のストーリーにはそれほど意味がなく、どちらかといえばそれをどのような演出で客に提示するかを問われるのが落語という演芸である。なので自身の落語経験を踏まえ、ストーリーを追っていた聴き手がどのように変化したか、その見本として読んでいただくこととした。題名を...

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芸人本書く列伝classic vol.26 立川生志『ひとりブタ』

芸人本書く列伝classic vol.26 立川生志『ひとりブタ』

立川談志没後二年が経過した。その間に多くの弟子たちが師と、立川流に入門した自分自身とを語る本を書き、世に問うてきた。最も精力的に活動してきたのは立川志らくである。師の教えを自身の人生の指針とすることにすべてを費やしてきた志らくは、一冊の本では足りないとばかりに驚くべき数の本を著した。直近の兄弟子である立川談春が「文藝春秋」に追悼文を発表した以外は沈黙...

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芸人本書く列伝classic vo.6 立川談四楼『談志が死んだ』

芸人本書く列伝classic vo.6 立川談四楼『談志が死んだ』

「とんでもねえこと書きやがって、てめえなんざクビだ失せろとっとと出てけこの大バカヤロー」 突然の罵声である。その日、立川談四楼の自宅の電話に、こんな一方的な留守録が入った。たまたま別の階にいて受話器を取れなかった談四楼は慌てて折り返しの電話を入れる。怒声の主が、師である立川談志だったからだ。 おそるおそる話しかけてみると、たちまち相手の声は怒りの...

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寸志滑稽噺百席其の十一 ねたおろしは「意地くらべ」でした

寸志滑稽噺百席其の十一 ねたおろしは「意地くらべ」でした

昨日は神楽坂・香音里にて「寸志滑稽噺百席 其の十一」であった。 演目は、以下のとおり。 意地くらべ やかん (仲入り) 目黒の秋刀魚 この会は毎回ねたおろしを一本お約束しているのだが、其の十一は「意地くらべ」である。強情者ばかりが出てきて借金の三十円を巡って意地の張り合いになり、というお話。四代目柳家小さん起源なの...

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