落語 一覧

落語通信 「談慶の意見だ ♯20」

4月20日は立川談慶独演会「談慶の意見だ ♯20」のお手伝いに。この会は私と談慶さんが同じ出身校であることからお願いして始まったもので、落語三席の他に絵手紙漫談、ゲストを招いてのトークと、盛りだくさんの内容である。昨日のゲストは遠藤光男さん。前にも書いたが、このお名前を聞いて第一に反応する人は四十代後半以上のプロレスファンだろう。国際プロレスのマットで197...

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落語通信 寸志滑稽噺百席 其の八ご報告

落語通信 寸志滑稽噺百席 其の八ご報告

昨日は「寸志滑稽噺百席 其ノ八」だった。 この会は前にも書いたとおり、立川寸志さんが真打になったときのことを睨んで始めたもので、そのころには寄席の出番も増えているはずなのだから、絶対に滑稽噺を武器にすべきだ、と考えて私が提案したのである。軽い上がりで15分で演じられるネタをもっと増やしてほしい、ということだ。幸いにも寸志さんが応えてくださって、...

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電撃座通信 若手精選「らくご甲子園2017」のお知らせ

電撃座通信 若手精選「らくご甲子園2017」のお知らせ

八月のお盆期間中、新宿の小さな演芸会場・マイクロシアター電撃座は一つの挑戦に踏み出します。 これまでお付き合いがなかった、もしくは客演をお願いしたことはあってもまだ会を開いたことはない二ツ目の落語家さんにお声掛けをしました。暑い盛りですが落語界の将来を担う若手の競演はかなり熱いです。一週間で六名、将来が楽しみな二ツ目が日替わりでおもてなしします...

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電撃座お知らせ 「7月12日はがらくた落語再生工場」

電撃座お知らせ 「7月12日はがらくた落語再生工場」

落語家が新作落語に挑戦するも、うまくいかずに途中で捨ててしまったネタがある。それを回収再生するというのが「がらくた落語再生工場」の趣旨だ。個人プレーではなくてトリオで挑戦し、自分の放棄したネタを仲間に完成させてもらうというところにこの落語会の新しさがある。 さらに演者たちは、その一部始終を演劇仕立てにすることを思いついた。噺だけではなく、高座を芝居の舞...

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電撃座通信 桂夏丸「夏丸ヒットパレード #4」20170709

電撃座通信 桂夏丸「夏丸ヒットパレード #4」20170709

祝・桂夏丸さん来春真打昇進決定。 落語芸術協会の二ツ目では香盤が最高になっていたので時間の問題かと思っていたが、先日の理事会で正式決定したとのことである。ご本人にうかがったところ、すでに披露目のパーティー会場も予約し、準備を開始されたとのことだった。今年昇進を果たした昔昔亭桃之助さんに何をすればいいかお聞きしたところ、やらなければいけないこと、...

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電撃座通信 おさん&たこ平「ゴールデンバッテリー」20170628

電撃座通信 おさん&たこ平「ゴールデンバッテリー」20170628

柳家花緑門下の一番弟子・台所おさんさんで最初に聴いたネタは「蒟蒻問答」だったと思う。そのころは二ツ目だったので「台所鬼〆」だった。東京かわら版でぱっと名前を見ても、この人がどこの門下なのか、そもそも落語家なのかどうかもわからない名前である。かわら版に載っているのだから落語家か講談師か浪曲師のはずなのだが、手がかりがない。ネットで検索して花緑一門であることを知...

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電撃座通信 「寸志滑稽噺百席 其の三」20170630

電撃座通信 「寸志滑稽噺百席 其の三」20170630

2016年に開催された「若い(入門10年未満)おじさん(33歳以上で入門)の会」を通して思っていたことがあった。落語立川流の立川寸志さんは現役二ツ目では上から二番目というこの会の象徴といってもいい存在なのだが、今のうちに滑稽噺のレパートリーを増やしておけば真打になったころにはすごい武器になるだろうな、ということである。亡くなった十世桂文治の「豆屋」とか五代目...

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電撃座通信 「愛九の研究室」20170701

電撃座通信 「愛九の研究室」20170701

開場は13時30分だったのだけど、演者から「12時に入ります」と連絡をもらっていたので、それは間に合いませんけど、13時には行きます、とメールを返しておいた。 13時、電撃座に入ってみると、楽屋のほうから大きな声で本日の演目について相談している声が。靴を履き替え(電撃座はスリッパを履いて上がる方式なのです)、柱の陰から顔を出した途端に挨拶が飛んできた。...

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落語会レポート 三遊亭圓歌落語協会葬の日に鈴々舎馬るこ真打披露興行 20170427

落語会レポート 三遊亭圓歌落語協会葬の日に鈴々舎馬るこ真打披露興行 20170427

先日のパーティーで前売券を購入していたので、池袋演芸場昼席の鈴々舎馬るこ真打披露興行に行ってきた。ちなみにそのパーティーで落語協会の法被を着てチケット売りをしていたのは落語芸術協会の桂宮治さんであった。団体の壁を越えたお付き合いというやつである。本当なら真打披露興行は鈴本の初日に行きたいのだが、日程が合わず、池袋まで持ち越しになった。 ご存じの...

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落語会レポート 下北沢に桂文字助降臨。立川談四楼下北沢独演会20170415

落語会レポート 下北沢に桂文字助降臨。立川談四楼下北沢独演会20170415

4月15日は万難を排して下北沢に行かなければいけない、と思っていた。 落語立川流(をすでに退会なさっているらしいが)桂文字助がゲスト出演と知らされていたからだ。ご存じの方は多いかと思うが、膝を悪くされていて10年近く高座には上がられていない。「生きて動いている文字助を見られる最後のチャンスかも」と談四楼さんが煽るものだから、もう使命感というか切...

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